石窟庵と仏国寺(韓国の世界遺産 9)
*石窟庵と仏国寺
1995年登録:文化遺産 1/4
仏国寺(ブルグクサ)と石窟庵(ソックラム)は別途世界遺産に登録されている慶州歴史地区の郊外にあります。
仏国寺は吐含山の斜面に建てられた寺院で、8世紀ごろ統一新羅の宰相の金大城により建立。
木造建築部分は1592年の豊臣秀吉軍による朝鮮出兵によって全て焼き払われ、その後再建されたものである。
当時は現在の10倍の規模を持つ大寺院だったといわれている。
石窟庵は、1909年に雨宿りのために洞窟に逃げ込んだ郵便配達夫により偶然発見された。
創建は750~780年頃(8世紀後半)ではないかと見られている。
インドや中国の石窟のように岩盤や砂岩を掘り進めたのではなく、山肌を削りその中に花崗岩を積み上げた人工窟であるのが世界的にも貴重である。
主室中央の台座に安置された本尊、阿弥陀如来坐像を始め、多数の尊像が彫られ、新羅時代の仏教芸術の頂点を極めている。
新羅時代の仏教史跡が、慶州に「慶州歴史地区(2000年登録)」とこの「石窟庵と仏国寺(1995年登録)」として2件の世界遺産となっている。
たしかに、登録基準は違うが、このような狭い地域であれば、「慶州の新羅時代の仏教史跡群」として一つの物件として登録されるのが世界的なバランスがとれるのではないか。
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コメント
単体で登録するだけの価値があったということでしょう。イタリアについても、奈良についてもそうだと思いますよ。
投稿: 山中 | 2010/12/03 20時20分