無形遺産とは
ユネスコは、1998年に『人類の口承および無形遺産の傑作の宣言』を採択。
2001年から二年おきに「人類の口承及び無形遺産の傑作」宣言で、条約締結国の保護すべき無形文化遺産計90件を発表した。
通称「無形文化遺産」または「無形遺産」
無形遺産条約は、これまで民族文化財、フォークロア、口承伝統などと呼ばれてきた無形の文化を人類共通の遺産としてとらえ、保護していくことを目的に作成され、2003年のパリで開催された第32回ユネスコ総会において、賛成120カ国、反対0、棄権8カ国で採択されました。
日本は2004年6月、3番目の締約国として条約を締約しています。
2006年1月20日、「無形文化遺産の保護に関する条約(無形遺産条約)」の締約国が30カ国に達し、条約は、3ヵ月後の2006年4月20日に発効しました。
2007年1月現在、批准国は69カ国。
UNESCOは、無形遺産条約に先立ち、無形の文化遺産を保護するための事業として、2001年より隔年で、世界の伝統的な文化の表現形式や文化空間を「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」として発表しています。
口頭伝承や無形の文化形式の大切さを認識すると同時に、政府、地方自治体、NGOなどが率先してそれらの保護活動を行い、未来へ継承していくことを目的としています。
2001年に第1回目として、日本の「能楽」を含む19件、
2003年に第2回目として、「人形浄瑠璃文楽」を含み28件、
2005年に第3回目として、「歌舞伎」を含む43件の発表が行われました。
「無形文化遺産」それ自体は、世界遺産との直接的関連は無いが、現在登録されている計90件の内、以下の7件は世界文化遺産にも関連している。
韓国 「宋廟」と「宋廟の王朝儀礼と儀礼音楽」
フィリピン 「コルディリエーラ山脈の棚田」と「イフガオ族のフドウフドウ詠歌」
ベトナム 「フエの歴史的建造物」と「ベトナムの宮廷音楽、ニャ・ニャック」
モロッコ 「マラケシュの旧市街」と「ジャマーア・エル・フナ広場の文化的空間」
イエメン 「サナアの旧市街」と「サナアの歌」
ヨルダン・ハシェミット 「隊商都市ペトラ」と「ペトラとワジ・ムルのベドウィンの文化的空間」
スペイン 「エルチェの椰子園」と「エルチェの神秘劇」
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